「選択肢の多い治療法」患者様の生活を考慮し、負担の少ない治療法をおすすめしています。
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低容量ピル外来

女性にとって“妊娠・出産”は人生の中で大きなイベントです。
“いつ結婚しいつ出産するのか?”というファミリープランニングを考えたときに重要なポイントとなるのは“避妊法”です。ファミリープランニングに合わせた避妊法を選ぶことで、より豊かな人生を送りましょう。

低容量経口避妊薬 ピル

低容量ピル外来
卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれた薬を飲み、排卵を抑制することで避妊します。
きちんと服用していれば避妊効果は高く、もっとも確実な方法と言えるでしょう。
ホルモン量を減らした低容量ピルが発売され「気持ち悪くなる」や「太る」などの副作用は非常に少なくなりました。性感染症(STD)の予防効果はないので、コンドームとの併用が理想的です。

ピルは女性自身が確実に避妊できる方法であり避妊以外に以下のようなメリットがあります。

●生理痛の改善・PMS(月経前症候群)の症状緩和・月経時出血量の減少・月経周期の安定
●ニキビ・多毛の改善
●お肌の老化防止
●卵巣がん・子宮体がんや子宮内膜症などの婦人科の病気の発生率を低下させる
●良性乳房疾患が減る

佐藤病院での低容量ピル処方の流れ

初回は通常1周期分(21日タイプ・28日タイプ)を処方します。
継続可能であれば、それ以降は数周期分まとめて処方します。
※保険適応はありません。

初回
・問診/血圧測定/尿検査
・血液検査(貧血検査・肝機能検査)
・子宮ガン検診・超音波検査・内診
・ピル1ヶ月分(2,500円)処方

2回目(約1ヵ月後)
・診察(服用状況の確認)と検査結果のお話
・ピル2ヶ月分処方

3回目(約2ヶ月後)
・ピル3ヶ月分 お薬のみ処方

4回目(初回~半年経過)
・血液検査(貧血検査・肝機能検査)
・ピル3ヶ月分

その後1回に3ヶ月分を処方し、半年に1回血液検査・年に1回子宮ガン検診を行います。

IUD(子宮内避妊用具)

子宮内に、プラスチック製の小さな器具を入れ、受精卵の着床を防ぐ方法です。1回装着すれば2~5年間使用できます。避妊効果はピルとほぼ同じです。出産経験があり、次の出産まで間をあけたい女性や長期にわたり避妊をしたい女性に適しています。産後6週間を過ぎれば授乳中でも使用できます。また装着後は定期的に健診を受けるだけで済むので、忙しい女性に適した避妊法です。

IUD使用の流れ

初回
・問診・子宮ガン検診・IUDを挿入します

2回目(約1ヵ月後)
・診察(IUD使用状況の確認)と検査結果のお話

3回目(3ヶ月~半年後に診察)
・診察(IUD使用状況の確認)と検査結果のお話

その後1年に1回、婦人科検診も兼ねて定期健診を行います。

コンドーム

薄いゴムの袋で、ペニスにかぶせて使用します。精液が腟の中に入るのを物理的に防ぎます。日本では約8割の男女がこの方法を避妊に用いていますが、性感染症を防ぐ有効な手段ではあっても、確実な避妊法とは言えないので注意が必要です。
コンドームを正しく続けて使用した場合の、1年間での失敗率(妊娠する確率)は、ピルに比べ約7倍になります。また、コンドームによる避妊は、男性の協力を必要としますので、女性が自分の体を守るための確実な避妊法とは言えません。
※ただ、性感染症(STD)の予防にコンドームはとても有効です。「避妊にはピル、性感染症(STD)の予防にはコンドーム」と考え、これらを併用するようにしましょう。

 

基礎体温表

計算の方法

女性の基礎体温は低温期と高温期にわけられます。排卵が起きるのは、低温期から高温期に移る直前の体温のもっとも低い時期です。
この時期のセックスを控えて避妊します。卵子の受精能力は約24時間、精子は約3~5日間なので、排卵日前後2~3日間が最も妊娠しやすい時期となります。
反対に、排卵後4日目を過ぎてから次の月経が始まるまでの期間は安全期です。

毎日、基礎体温を正確に測定することが必要です。体調の変化で体温が上がったのを高温期変化と間違えることがあるので注意が必要です。ほかの避妊法も併用することも考えてみましょう。


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