「選択肢の多い治療法」患者様の生活を考慮し、負担の少ない治療法をおすすめしています。
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禁煙外来(完全予約制・初めての方はお電話にてお問い合わせください)

禁煙外来医師による禁煙治療を受けてみませんか?
タバコの害については知っているけど、なかなか禁煙できない・・・
禁煙に挑戦しても、いつも途中で挫折してしまう・・・
ご自身の意思だけで禁煙に成功することは、なかなか難しいのが現実です。
この機会に佐藤病院「禁煙外来」を訪ねてみませんか?男性の方でもOKです。
保険診療による禁煙治療を行っていますので、詳しくは当院「相談コーナー」にてお声かけください。

禁煙外来こんな方におススメ

タバコの害について

喫煙の脅威

タバコの煙には4,000種類の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上は有害物質です。この煙が、気管支を通って肺の中まで入り込み、肺の血管から血液中に入り全身に運ばれることで、気管支・肺・心臓や血管などにおこる病気のリスクが高くなります。また、有害物質「ニコチン」は、脳に働きかけて、喫煙者を中毒状態(ニコチン依存症)にします。

受動喫煙の脅威

受動喫煙とは、非喫煙者が自らの意思とは無関係に、他人のたばこの煙にさらされ、たばこの煙を吸い込んでしまうことをいいます。たばこの火がついている部分から直接立ち上る「副流煙」には、喫煙者が直接吸い込む煙よりも何倍も多い有害物質が含まれており、様々な健康障害を引き起こします。

●大人への影響
夫が1日に20本以上喫煙をする場合、一緒にいる妻が肺ガンにかかるリスクは、そうでない方の約2倍になると言われています。妊婦の受動喫煙は、低出生体重児、早産、死産の危険性を高めます。
●子どもへの影響
赤ちゃんの周囲での喫煙は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発生リスクを高めます。また、お子さんの咳が出やすくなったり、風邪や肺炎、気管支炎、中耳炎などの感染症にかかりやすくなるほか、喘息の子は発作が起きやすくなります。

妊婦の喫煙と胎児への影響

妊婦自身の喫煙や受動喫煙により、胎児は、血液を介して受動喫煙にさらされます。低出生体重、流早産、周産期死亡などの危険性が多くなると同時に、生後の発育・発達の遅れ、SIDS(乳幼児突然死症候群)や小児がんの危険性が高まることも指摘されています。また、授乳婦の場合も、母乳中にニコチンが濃縮されて、赤ちゃんへの影響があります。
●SIDSとは
それまで元気に育っていた赤ちゃんが事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。原因はまだわかっていませんが、「父母ともに喫煙している場合は、していない場合に比べて4.7倍ほど発症の危険性が高い」といわれています。(平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」より)

女性の美容と健康~タバコはお肌の大敵

タバコを吸うと美容における多くのデメリットが発生します。肌はくすみ、シミやしわが増えていきます。また、スモーカーズフェイスという喫煙者特有の顔立ちやしわがれ声、口臭や歯・歯肉の着色等も引き起こします。
不妊の危険性、閉経年齢の早期化、骨粗しょう症の可能性等、他のリスクも重大です。

禁煙外来の流れ

標準的な治療プログラムでは12週間にわたり5回の禁煙治療を行います。

禁煙外来の流れ

1.初回診察

1)喫煙状況、禁煙の意欲の確認、ニコチン依存症の評価
2)呼気一酸化炭素濃度測定(ニコチン摂取量の測定)
3)禁煙開始日の決定
4)禁煙にあたっての問題点の把握とアドバイス
5)禁煙補助薬(ニコチンパッチまたはバレニクリン)の選択と説明

2.再診(計 4回)

1)喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診
2)呼気一酸化炭素濃度測定(ニコチン摂取量の測定)
3)禁煙継続にあたっての問題点の把握とアドバイス
4)禁煙補助薬(ニコチンパッチまたはバレニクリン)の選択と説明

禁煙外来の費用

保険適用の場合、自己負担額3割として、以下の費用がかかります。
※標準的な用法・用量で治療の場合。その他、調剤料が別途必要になります。
※保険適用にならない場合は、自費診療となります。

ニコチンパッチの場合

ニコチンパッチ
約12,000円/3ヶ月
初診料(1回)、再診料(4回)、ニコチン依存症管理料・処方箋料・禁煙補助薬を含む

 

 

バレニクリンの場合

バレニクリン
約18,000円/3ヶ月
初診料(1回)、再診料(4回)、ニコチン依存症管理料・処方箋料・禁煙補助薬を含む

 

 

禁煙治療が保険適用となる条件

以下の4条件をすべて満たして医師が必要と認めた場合、一定期間の禁煙治療の受診に保険が使えます。
・ニコチン依存についてのスクリーニングテスト(TDS:下記参照)の結果が5点以上
・ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
・直ちに禁煙することを希望
・禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意

TDS(Tobacco Dependence Screener)保険適用となる対象患者選定のためのニコチン依存症のスクリーニングテスト

下記の設問に答え、はいを1点、いいえを0点として計算してください。
5点以上をニコチン依存症と診断します。
問1)自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
問2)禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
問3)禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
問4)禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
問5)問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
問6)重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
問7)タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
問8)タバコのために自分に精神的問題(注)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
問9)自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
問10)タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?
(注)禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態

Kawakami, N. et al.:Addict Behav 24 (2):155, 1999


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