公開日 / 2025年1月6日
最終更新日 / 2025年1月6日
Contraception/Abortion
避妊に失敗した場合や避妊を行わなかった場合、性行為後72時間以内に服用することで高い避妊効果を得られる緊急避妊薬です。迅速な対応が重要ですので、早めにご相談ください。
妊娠を望まない場合、避妊が最も重要ですが、結果的に予期せぬ妊娠をした場合、人工妊娠中絶という選択肢があります。当院では、妊娠22週未満までの中絶に対応しております。
中絶には以下の2つの方法があります。どちらを選択するかは、患者様のご希望や妊娠週数、母体の状態に応じてご提案いたします。
妊娠週数により方法や費用が異なりますので、早めにご相談いただくことをお勧めします。当院では安全と守秘義務を最優先に対応しています。また、公認心理性暴力被害支援看護職(SANE)や公認心理士スタッフも常駐しており、一人で悩まずいつでもご相談ください。
妊娠12週未満の中絶には、以下の2種類の方法があります。
経口薬による中絶
吸引法による外科的手術
項目 | 経口中絶薬 メフィーゴパック |
手術 手動真空吸引法(MVA) |
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妊娠週数 | 妊娠9週0日まで | 妊娠11週6日まで |
日程 | DAY1: 1剤目内服(外来受診)内服後帰宅 DAY3: 8:00に入院し2剤目を投与します。その後部屋で経過観察し胎嚢排出が確認できた時点で退院 ※20時までに排出が確認できない場合は翌日まで入院となります |
入院: 8:30午前中に前処理を行います 手術: 午後 手術時間は15分程 ※静脈麻酔下で眠っている間に行います 退院: 術後経過が順調であれば17時までに退院 |
費用 (入院期間) |
121,000円(税込)(当日) 132,000円(1泊2日)/154,000円(1泊2日+手術込み・税込) 143,000円(2泊3日)/165,000円(2泊3日+手術込み・税込) |
154,000円(税込)(当日) |
方法 | 2種類の薬を医師の指示に従って投与 ・1剤目内服 ・1剤目内服から36~48時間後に2剤目を歯茎と頬の間に挟み、溶かして服用 |
手動真空吸引法による手術 |
メリット | ・手術による合併症がない ・手術より費用がかからない ・排出時間によっては入院当日早くに退院できる |
・日程が決めやすい ・1日で行える |
デメリット | ・96%は成功しますが20人に1人くらいの割合で手術が必要になる場合がある ・日程が数日かかってしまう ・薬の副作用がある |
・前処理は麻酔ができないため、痛みを伴う場合がある ・手術のリスクがある ・術後合併症の可能性がある ・麻酔の副作用がある |
妊娠9週0日までの妊娠に対して使用できる中絶薬で、以下の2種類の薬を使用します。
ミフェプリストン錠(1錠)
ミソプロストール バッカル錠(4錠)
投与スケジュール
この方法は、WHOが推奨している中絶方法であり、2023年4月に日本で認可されました。世界では30年以上前から広く使用されています。
受診 |
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DAY1 |
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DAY3 |
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受診(1週間) | 経過観察の為、1週間を目安に受診してください。 |
受診 |
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入院 |
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手術 |
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退院 |
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退院後の受診 | 術後経過観察の為、翌日外来受診をしてください(翌日が休診日の場合は翌々日に受診)。 |
下記から「婦人科」の中の「婦人科初診」を選択し、日付を選んでください。
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