公開日 / 2025年1月6日
最終更新日 / 2025年8月31日
Breast Cancer Screening
乳がんを予防するために、40歳以上の女性は2年に一度のマンモグラフィ検査をおすすめしています。当院では、女性技師による検査をお受けいただけます。
日本では、1年間におよそ約92,000人の女性が乳がんと診断されています。乳がんは、40〜50代の女性に多くみられます。この年代の発生率は増加傾向にあります。乳がんで亡くなる女性は1年間に約16,000人で、40歳から50歳代の女性におけるがん死亡者の25%を占めています。一方で、2010年以降、乳がん治療後の10年生存率は95%を超えており、早期の発見が大切であることがわかっています。
(出典:国立研究開発法人国立がん研究センター「乳がん 患者数(がん統計)」より)
※年齢階級別乳がん罹患率(人口10万対)
資料:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働人口動態統計)、人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)、全国がん死亡データ(1958年~2019年)
マンモグラフィ検査は、アクリルの圧迫板で乳房を片方ずつ挟み、平たくして撮影します。撮影時間は数十秒です。この検査では、エコー検査では発見できない、非常に小さな”乳がんによる石灰化”を発見することができます。マンモグラフィで発見される乳がんの70%以上は早期がんで、乳房温存手術が可能です。
【当院で採用している機械について】
当院は、3Dマンモグラフィ(乳房トモシンセス)が撮影できる機械を導入しています。トモシンセシス・マンモグラフィ(3D)では、1ミリ単位のスライス断層撮影をし、乳腺内に隠れて見えなかった病変を3次元の画像で早期発見することができます。
生理前はホルモンの影響で乳房が張り、痛みを感じやすくなることがあります。受診は、生理開始2〜3日目以降がおすすめです。
【検査時の痛みが不安な方へ】
痛み軽減のためのオプションを用意しています。ご希望される方は受付時にお申し出ください。
①マンモパット 550円(税込)
やわらかい素材のクッションで、乳房を置く撮影台に貼って使用できます。これにより撮影台にあたる乳房や肋骨の痛み、肌が装置に触れるときの冷たさによる不快感を軽減し、より快適に検査を受診いただけます。
②漢方薬 110円(税込)
撮影前に痛みを緩和する漢方薬をお飲みいただきます。
費用 |
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診察日 | 月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日の診療時間内 |
検査結果 | 郵送 |
持ち物 | 公費の場合、自治体の受診券をお持ちください |
予約 | 公費 下記から「高崎市健康検診」の「高崎市健康健診(乳がん検診あり)」を選択し、日付を選んでください。 公費のご予約 はこちら 自費 下記から「乳がん検査」を選択し、日付を選んでください。 自費のご予約 はこちら |
その他 | 乳腺外来については、下記からご確認ください 詳細は こちら |