小児科通信 VOL.1 「RSウィルスから赤ちゃんを守ろう」

2024.02.27

小児科通信 VOL.1 「RSウィルスから赤ちゃんを守ろう」

RSウィルス感染症は、近年は夏から増加傾向となり秋にピークがみられていました。一方、2021年以降、春から増加傾向にあり夏にピークがみられています。RSウィルスは接触感染、飛沫感染で広がり、2歳までにほぼ全員が感染します。特に1歳未満の乳幼児が感染すると、肺炎・無呼吸など重症化することがあり、注意が必要です。このたび妊娠中のお母さんへ接種するワクチン(アブリスボ)が開発され、生まれてくる赤ちゃんの感染予防ができるようになります。2024年6月販売予定のこのワクチンは、当院でも接種できるようになる予定です。RSウィルスは年齢に関係なく感染しますので、日頃から石鹸での手洗い、アルコール消毒での予防をお願いします。
 
 
 

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